大人気連載漫画『キングダム』で展開される様々な戦いをまとめました！
王弟反乱という内乱から始まったキングダムですが、信の初陣や合従軍の襲来などまさに戦国時代にふさわしい戦乱の数々。
たくさんの仲間の思いを背負って天下の大将軍を目指す信が乗り越えてきた戦をご覧ください。
キングダムの戦い 王弟の反乱
秦国の城戸村(じょうとむら)で親友・漂(ひょう)と下僕として働いていた主人公・信。
ある日突然、漂は王の影武者として仕えることとなるが王弟反乱により命を落とす。
漂の死後、信は身を潜めていた秦王・嬴政(えいせい)に出会い王座奪還のために尽力し天下の大将軍を目指すこととなる。
この内乱は、山の民の援護もあり、王弟・成蟜(せいきょう)や首謀者の竭氏(けっし)らを一掃することに成功。
王座奪還戦は嬴政の勝利で終わる。
信は功労として初めて身分と土地をGET！
キングダムの戦い 蛇甘平原の戦い
信の初陣となった蛇甘平原(だかんへいげん)の戦い。
最重要拠点となる滎陽(けいよう)に狙いを定めた秦軍と、それを死守しようと立ち上がった魏軍との戦いで、決戦の地は蛇甘平原となる。
大将軍・呉慶(ごけい)率いる魏軍と、麃公(ひょうこう)率いる秦軍の十五万にも及ぶ大規模な戦い。
信は一兵卒ながら、敵将・麻鬼(まき)を討ち取ってしまうなどの武功を上げる。
戦は、大将である麃公VS呉慶の一騎討ちに持ち込まれ、見事秦軍が勝利した。
信は、臨時の騎兵としても活躍‼
この戦で羌瘣と初めて出会います。
▶戦国四君の食客頭 呉慶とは⁈
▶蛇甘平原の戦い まとめ
▶麃公将軍を解説 実写画像も！
キングダムの戦い 秦王暗殺計画
秦王の暗殺計画が、呂不韋(りょふい)策略のもと実行された。
暗殺者集団が嬴政の命を奪おうと王宮を襲撃し、その中にはなんと羌瘣の姿まであった。
信の奮闘もあり、暗殺計画は失敗に終わるが、呂不韋との政権争いは今後も続いていく。
信と羌瘣が剣を交える場面も！
嬴政自ら刺客を討つ奮闘を見せます！
キングダムの戦い 馬陽の戦い
趙軍が秦の馬陽(ばよう)へ侵攻してきた馬陽防衛戦。
秦軍は、六大将軍・王騎が総大将となり、趙軍を迎え撃つべく激闘を繰り広げる。
百将・信は王騎から『飛信隊』と隊の名を授かり特命を受ける。
しかし、趙軍総大将・龐煖(ほうけん)の桁違いな武力に押しやられる上、援軍として登場した三大天・李牧(りぼく)により秦軍は圧倒的不利な戦況に追い込まれる。
大将同士の一騎討ちで王騎が龐煖に致命傷を負わされ、その後戦死。
王騎の死は趙にとって大戦果となり、趙軍は撤退する。
六大将軍・王騎の死は各国の大ニュースに‼
信は王騎から矛を授かります！
▶涙の結末‼ 馬陽の戦いまとめ
▶キングダム 大将軍一覧 六将も！
キングダムの戦い 山陽の戦い
秦が中華進出の要所として狙いを定めた魏の『山陽』。
蒙驁(もうごう)将軍を総大将に、山陽を落とすべく秦軍は侵攻していく。
相手は元三大天の廉頗(れんぱ)率いる魏軍で、秦軍の本陣まで侵入するという迎撃を見せる。
しかし、副将を務める桓騎(かんき)の快進撃により敵本陣を急撃することに成功。
秦軍は見事山陽を獲得する。
信はこの戦で廉頗四天王・輪虎を討つ武功をあげます！
キングダムの戦い 合従軍戦
秦が山陽を落としたことで、引き起こした合従軍の襲来。
趙・楚・魏・韓・燕・斉の六国が手を結び侵攻し、秦は滅亡の危機に陥る‼
圧倒的不利な戦況の中、迎え撃った場所は秦の国門・函谷関(かんこくかん)。
函谷関防衛戦は、秦の名だたる将軍らが各地で激闘を繰り広げ、国門を何とか死守する。
合従軍退却かと思いきや、李牧率いる別働隊が咸陽のすぐそばまで迫っていた。
わずかな望みをかけて、秦は咸陽の手前にある『蕞(さい)』で何としてでもこの別働隊を食い止めようと秦王・嬴政が自ら出陣。
蕞の民の奮闘と山の民による援軍のおかげもあり、李牧軍は撤退を決意した。
秦軍VS合従軍の戦いはようやく幕を閉じる。
・蕞防衛戦
合従軍戦で麃公将軍が討たれ、信は愛用していた盾を受け取ります。
また、信は龐煖との対決で深手を負わせ退けた戦果を挙げる‼
▶合従軍(函谷関)の配置や動きについて徹底解説！
▶合従軍後…各地で起こった出来事を紹介
キングダムの戦い 成蟜の変
嬴政陣営の弱体化を図るために企てられた呂不韋の陰謀により、王弟・成蟜(せいきょう)がはめられる内乱が勃発。
侵攻してきた趙軍を撃退するために出向いた屯留(とんりゅう)で成蟜は捕らえられ、成蟜の名で反乱軍が興ってしまった。
嬴政はこれに違和感を感じ、討伐軍に加え飛信隊に要請をかける。
呂不韋が暗躍するこの戦いは、『成蟜の救出』が重要な鍵となったが、成蟜はこの戦いで命を落とす。
屯留での反乱は討伐軍により収束する。
合従軍から二年が経過。
信は王騎将軍の矛を使う準備に入っていました‼
▶屯留の反乱は何巻何話？
▶屯留の反乱まとめ
▶夫人 瑠衣のかわいいエピソード！
キングダムの戦い 著雍の戦い
中華進出の次の要所として狙いを定めた魏の著雍(ちょよう)。
秦軍は騰が総大将を引き受け、呉鳳明(ごほうめい)率いる魏軍と全面対決を繰り広げる。
同日同刻撃破という王賁が提案した作戦で、飛信隊・玉鳳隊(ぎょくほうたい)・録嗚未(ろくおみ)軍の三軍攻めを決行する。
各軍一進一退の激闘が展開されるが、見事に著雍を攻略する。
著雍戦では魏火龍との激闘が繰り広げられます‼
河了貂がさらわれる緊急事態も‼
キングダムの戦い 毐国の動乱
後宮の力で新たな国を興そうと企んだ嬴政の母・太后(たいこう)が起こした内乱。
嫪毐(ろうあい)とともに太原(たいげん)に人や物資を次々と集め、なんと『毐国(あいこく)』の建国を宣言した。
秦王・嬴政の加冠の儀が執り行われる中、毐国軍が咸陽へ迫ってくる事態に陥ったが、この毐国軍の反乱は、またもや呂不韋の陰謀によって動かされていた。
加冠の儀が無事に執り行われ、この鎮圧に飛信隊や呂不韋から離脱した昌平君が奮闘する。
即位してから九年にも及ぶ嬴政と呂不韋の対決は嬴政の完全勝利で決着がつき、毐国軍の鎮圧も成功した。
昌平君が呂不韋陣営から離脱‼
飛信隊の奮闘により嬴政の子も無事守られました！
キングダムの戦い 黒羊丘の戦い
楚への急襲を考えていた秦国だったが、楚国内で『軍略の天才』とも称される媧燐(かりん)が宰相の座につくなど内政に大きな動きがあった。
それにより秦は楚攻めから趙攻めへ作戦を変更。
桓騎率いる本軍と合流した飛信隊の次なる目的地は趙の黒羊丘(こくようきゅう)となり、慶舎(けいしゃ)軍四万と紀彗(きすい)軍三万が迎え撃つ。
桓騎軍のやり方が許せない信は、友軍でありながら内輪揉めをして死人を出すほど対立をしたが、戦は見事慶舎の首を討つ最大武功を上げ、黒羊丘は秦軍の勝利で終わる。
軍略でも戦略でもない桓騎の勝ち方に理解に苦しむ飛信隊。
桓騎の“根“にあるのは岩をも溶かすほどの“怒り“と謎が深まるばかり‼
キングダムの戦い 鄴攻め
中華統一に向けて黒羊丘を得た秦国の次の狙いは、難攻不落の要地と言われる趙の『鄴(ぎょう)』であった。
王翦(おうせん)・楊端和(ようたんわ)・桓騎軍の三軍で鄴攻めに挑むが、壮絶な戦いを繰り広げる秦趙連合軍戦となる。
楊端和軍は壁(へき)将軍らを含めた六万の軍に対し、趙軍は舜水樹(しゅんすいじゅ)や犬戎王・ロゾが橑陽(りょうよう)にて迎え撃つ。
桓騎軍は鄴を包囲。
一方朱海平原では、王翦軍が李牧軍と全面対決を繰り広げる。
壁軍の兵糧庫が燃やされ秦軍は食糧難の窮地に陥るが、鄴でも潜入していた秦兵により食糧庫を焼失させ、この大戦は兵糧戦へと持ち込まれた。
飢餓に苦しみ、失敗に終わると思われた鄴攻めは、趙軍が予想もしないルートから食料が運び込まれ、見事成功する。
激しい飢餓に襲われようとしていた秦軍の救世主は意外なところから登場‼
信と龐煖の一騎討ちも必見‼
キングダムの戦い 什虎攻め
趙の攻略のために、秦の真下に位置する魏の脅威を取り除いておく必要があると、三年を期限として結んだ秦魏同盟。
その同盟の見返りは、秦魏同盟軍で共闘して楚にある大重要拠点・什虎(じゅうこ)を陥落させ、そのまま魏に渡すというものであった。
什虎は、楚に侵略されたかつての小国の生き残りである千斗雲(せんとうん)・満羽(まんう)・玄右(げんう)・寿胡王(じゅこおう)の根城で、『不敗の要地』とも言われてきた。
この什虎四将が迎え撃つ城で、呉鳳明率いる魏軍七万・蒙武や騰を筆頭とした秦軍五万VS 楚軍十一万の大戦が繰り広げられた。
楚軍総大将・満羽の不調や呉鳳明の秦軍主攻の上策により、秦魏同盟軍は見事什虎を陥落させることに成功。詳しくはこちら
捕らえられた寿胡王以外の三将は生き残ったが、城を失うこととなった。
什虎攻めでは飛信隊は不参加。
蒙武と満羽の一騎討ちや騰の圧倒的突破力が見所です！
キングダムの戦い 邯鄲大攻略戦
平陽・武城攻略戦
対価と提示した什虎を見事に陥落させたことにより、三年間の秦魏同盟が正式に結ばれたこととなる。
秦軍は魏の脅威を取り除いたことで、趙へさらなる戦を仕掛けていく。
六大将軍を復活させ、その内の三人、王翦・楊端和・桓騎が趙の前線へと向かい、王都・邯鄲(かんたん)の喉元にある平陽(へいよう)・武城(ぶじょう)の二つの城の攻略を狙った。
桓騎軍は侵攻の途中で影丘(えいきゅう)という険地に差し掛かり、扈輒(こちょう)軍との激突で大苦戦。
断崖へ配置された玉鳳隊は壊滅状態にまでなるが、後から来た飛信隊が見事に攻略！
行方をくらましていた桓騎だったが、扈輒を討ち勝利する。
宜安攻略戦
その後、見事に平陽と武城の攻略に成功した秦軍だが、二城の先には李牧による長城が築かれていた。
南から邯鄲への通過が厳しいと判断した秦軍は、北上し宜安(ぎあん)攻略に切り替える。
軍総司令・昌平君は太原からも二十万の兵を向かわせ、連合軍と合流させる大戦略を練って挑むが、李牧の策略により、宜安には秦の予想をはるかに上回る趙軍が待ち受けていた。
圧倒的不利な戦況で秦軍はなんとか奮闘するも、桓騎軍は壊滅し、桓騎を失う。飛信隊と楽華軍はなんとか包囲を抜け生還するも、大きく戦力を削られ秦軍は大敗に終わった。
影丘攻めは大苦戦となるも、八万の桓騎軍が二十四万の扈輒軍に勝利！
しかし宜安では十四万VS三十一万という圧倒的戦力差で秦軍は大敗。六大将軍・桓騎を失ってしまう！
番吾戦
年が明け、秦軍は再び趙北部攻略を目指し動き出す。
雪辱を果たすべく大軍を興して進出した秦軍は、番吾(はんご)の手前にある頭佐平原(ずさへいげん)で趙軍と対立！
開戦してすぐに李牧が姿を現す予想外の展開に、秦軍はどのようにこの戦いを攻略していくのか！
キングダム 関連情報
映画キングダム 大将軍の帰還
第１弾、第２弾、第3弾と邦画実写は超ヒット作となった映画キングダム。
待望の続編となる実写映画化第４弾『キングダム 大将軍の帰還』が2024年7月12日から公開され、上映されます！
舞台は趙軍と壮絶な戦いを繰り広げた馬陽の戦いの続きが描かれます。
総大将・王騎が矛を振りかざす様子や信の悲痛な叫ぶシーンなど必見です！
果たしてどのような戦いが繰り広げられるのでしょうか⁈
◆原作：原泰久「キングダム」（集英社「週刊ヤングジャンプ」連載）
◆監督：佐藤信介 ◆脚本：黒岩勉、原泰久◆音楽：やまだ豊
◆出演：山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、山田裕貴、岡山天音、三浦貴大、
新木優子、吉川晃司、髙嶋政宏、要潤、加藤雅也、高橋光臣、平山祐介、
山本耕史、草刈正雄、長澤まさみ、玉木宏、佐藤浩市、小栗旬、大沢たかお