キングダムの羌礼(きょうれい)について分かりやすく解説していきます。
羌礼が突然現れ飛信隊に入った理由…それはまさかのあの人を倒すためだったのです!
そして羌礼の負っていた深い心の傷とは…?
キングダム羌礼(きょうれい) 登場
羌礼は、羌瘣(きょうかい)と同じ羌族の一人。
次世代の蚩尤候補として羌識(きょうしき)とともに幼いころから人生をかけて修練を重ねていました。
コミックで羌礼がでるのは15巻からです。
羌瘣(きょうかい)が仇討ちのために現蚩尤・幽連(ゆうれん)の居場所を探ろうと里に帰ったときに登場します。
かつて羌瘣が姉のように慕っていた羌象(きょうしょう)の愛刀・白鳳をもって羌瘣に挑もうとしますが、羌瘣にあっさり完敗。
この頃はまだ実力差が大きいようです。
詳しくはこちら‼
外界に興味津々⁈羌礼の登場をチェック
キングダム羌礼(きょうれい) 再会
34巻くらいで見たような気がする…
— ダイゴロー (@miyagiwitter) December 4, 2020
羌識だっけ…羌礼だっけ…#キングダム pic.twitter.com/i7eeeWF38T
羌識とは正反対の好奇心旺盛な性格で、外の世界にも興味を抱いていた羌礼。
そんな羌礼が、コミック61巻で邯鄲攻略のために趙軍と戦っていた飛信隊の前に突然姿を現すのです‼
礼!? 何でここに………
これには羌瘣も驚きを隠せない様子…。
羌瘣は羌礼が村を出てきたことに疑問を感じます。
掟では、蚩尤として勝ち残った者だけが外の世界へ出られるからです。
まさか…礼 お前…“祭(サイ)”を…
羌瘣はさらに動揺しました。
キングダム羌礼(きょうれい) 入隊?
突然の羌礼の出現に、飛信隊も対応に困っていましたが、羌礼は一方的に飛信隊に入ると言ってきます。
ここにたどり着くまでに一人で百人近くを倒してきたとの噂もあり、超強力な助っ人に喜ぶ隊員も。
勝手に戦場に入り、隊に加入するという一方的な提案に反対する声もあり賛否両論です。
話し合いの結果、羌瘣の隊で一旦預かることになりました。
数日同行させて様子を見てから入隊の判断をすることにしたようです。
しかし、羌礼は飛信隊の作戦を完全に無視。
一人縦横無尽に動き回り、勝手な行動をし続け、敵を嘲笑うかのように次から次へ討っていきます。
結果的に飛信隊が勝利しても、その様子を見ていた隊員たちは恐怖にかられました。
どう見てもイカレテいるようにしか見えなかったからです。
日に日に増していく羌礼のあまりの暴走に、隊員らはついに我慢の限界がきて騒ぎになりました。
そして羌瘣が騒動をとめに入った際に、羌礼はついに口を開きます。
そうだよ 私はお前を殺しに来たんだよ 羌瘣
羌礼の目的は、羌瘣を倒すためだったのです‼
さらに、羌瘣を倒した後は飛信隊全員を皆殺しするとまで言い放ち、周囲は騒然となりました。
キングダム羌礼(きょうれい) 祭
羌瘣の予想通り、羌礼は祭をくぐり抜けて現蚩尤となっていました。
六年前に羌瘣が隠した幽連(ゆうれん)の死が、何らかの形で村に伝わり、再び祭が行われてしまったようです。
祭では他の氏族と死闘を繰り広げました。
呼吸が尽きても何度も何度も巫舞を繰り返し、肺が裂けても骨が砕けても戦い続けました。
どれだけ時間が経ったかも、自分が息をしているかも分からなかった羌礼。
蚩尤族の祭の恐ろしさが伝わってきますね。
そうして死に物狂いで戦っていると、残ったのは羌礼と、同じようにボロボロになった羌識の二人だけでした。
羌礼は背後から物凄い殺気を感じ、考えるヒマも与えられませんでした。
羌礼と羌識の一騎討ちは、羌識の薙ぎ(なぎ)の方が羌礼の突きより早かったと言います。
しかし、羌識の薙ぎは羌礼に当たる寸前で止まりました。
……。
羌礼の突きが羌識の身体を貫きます。
負けたはずの羌礼はそうして羌識を討ち、蚩尤となったのでした。
羌瘣と羌象と同じで姉妹のように仲が良かった羌礼と羌識。
祭では敵として全力で戦おうと二人で約束したにもかかわらず、羌識の裏切りによって羌礼は勝ち残ってしまったということです。
キングダム羌礼(きょうれい) 対決
白鳳を手にし、羌瘣と互角の戦いを繰り広げる羌礼。
羌瘣は決闘の最中で、祭での出来事を聞きだし、羌礼が変貌し深い闇の中にいるのは、羌識の命を奪ってしまったからだと理解しました。
そしてその狂気が、今まさに自分自身に向けられているということを。
羌瘣は死闘を繰り広げながらも、闇の先には道がないと必死に説得し羌礼に問いかけました。
識の最期を思い出せ。
ごめんね 礼
キングダム62巻
覚悟ができてなかったのは 私の方だった…
ずっと 礼を…手にかけるのはムリだと分かっていた
だから…本当にごめん…
でも 礼が残れてよかった…
か…勝手ばかり言うけど…礼…
外で…私の分も…精一杯 強く生きて
大好きだよ…礼…
羌識はただ苦しみながら逝ったわけではありませんでした。
羌礼は忘れていた羌識の最期の言葉を思い出し、その場で泣き崩れました。
同じ蚩尤族だからこそ理解できるこの苦しみ。
羌礼を強く抱いて励ます羌瘣が印象的です。
こうして羌瘣の必死の説得のおかげで、羌礼は正気を取り戻すことができました!
深い闇から戻ることができた羌礼は、なんと正式に飛信隊に入隊することとなります。
キングダム羌礼(きょうれい) まとめ
キングダムの羌礼についてご紹介しました。
羌族の蚩尤候補として羌識と仲良く切磋琢磨していた羌礼。
祭が行われてしまい、羌識を討ったことで深い闇の中をさまよっていた羌礼でしたが、羌瘣の助けによって戻ってくることができました!
正式に飛信隊への入隊も認められ、今後活躍すること間違いなしですね‼
今後のストーリーが楽しみです。