キングダムの合従軍編(アニメキングダム第3シリーズ)で登場する韓軍総大将・成恢(セイカイ)。
特殊な毒兵器部隊を率いており函谷関では毒矢が大活躍しますが、見た目の印象とは裏腹に実はかなりの美男子だったとか⁈
本記事はそんな成恢(セイカイ)について分かりやすく簡潔にまとめています。
キングダム 毒矢の成恢(セイカイ) ―七日目の朝
趙・楚・魏・韓・燕が合従軍となって秦へ侵攻してきた合従軍編。
かつてないほどの大戦へと発展していきます。
成恢は韓軍の総大将として参戦しました。
血色の悪い肌と血管が目立つことから、外見がかなり印象的な将軍ですね。
激しい戦いが繰り広げられる中、成恢は七日目の朝にその姿を現します。
魏軍とともに函谷関を攻めていきます!
韓はどんな国?☞七国について紹介!
キングダム 毒矢の成恢(セイカイ) ―毒使い
韓の兵器ともいわれる成恢の部隊は“毒兵器部隊“です。
この時代に毒兵器は一般的ではなく、珍しいものでした。
成恢は各地へ出向き、猛毒をもつ生物や植物などをかき集め、日夜研究を重ねました。
採取した様々な猛毒を抽出して混合する作業を繰り返し、毒兵器を生み出したのです。
しかし、毒使いの代償ともいえるのが成恢の姿。
毒兵器の開発をする過程で、成恢の身体はドス黒い血管が浮かび、血色の悪い肌に変貌してしまいました。
成恢自身も毒に冒されてしまっているのです。
かつての成恢は、『男も色を覚える程の美男子だった』そうです!!
自らの身体を犠牲にしてまで研究を続けてきた成恢の毒薬は、この大戦で秦軍を苦しめます。
キングダム 毒矢の成恢(セイカイ) ―函谷関での猛攻
調合された毒薬は、毒矢として戦に持ち込まれました。
弓の矢先につけた毒は、かなりの即効性と殺傷力があり秦軍を次々と苦しめていきます。
成恢は、この毒矢によって秦軍を混乱させ、秦将・張唐(ちょうとう)の居場所を突き止めました。
そして次に用意したのが『轟丹丸(ごうたんがん)』という兵器です。
かなり強力な弩(ど)で、巨大な弓という感じでしょうか。
この轟丹丸によって放たれたのは煙。
煙を吸い込んだ秦軍は慌てたものの、身体の変化がないため失敗なのではないかと疑います。
実は、これもまた成恢の毒兵器でした。
成恢が作ったこの轟丹丸は、即効性のあるものではなく、八日程で人を殺すよう調合された毒薬だったのです!
秦将のいるところを狙われて放たれたので、張唐はこの毒に冒されてしまっていました。
合従軍編エピソード全話前半☞こちら
キングダム 毒矢の成恢(セイカイ) ―最後
驚くべきことに、成恢の最後は毒に冒された瀕死の張唐に討ち取られます!
それは、張唐とともに函谷関を死守していた桓騎(かんき)の活躍と、潰したと思われていた張唐軍が再び息を吹き返したことを読み間違えたからでした。
轟丹丸の毒で、普通なら死んでいるはずの秦将・張唐が向かってきて驚きを隠せない成恢。
成恢:ばっ 馬鹿な なぜ毒矢で死なぬ
張唐:
やはり分かっておらんな成恢
キングダム28巻
いや分かるはずがない
貴様のように己で戦うこともなく姑息な毒と戯れてきた男には
人の力が 武将の力が分かるものか
このたわけがっ 大将が背を見せて逃げるなァ‼
こうして成恢を見事に倒した張唐ですが、その直後に冒された毒によって静かに息を引き取ります。
合従軍編エピソード全話後半☞こちら
キングダム 毒矢の成恢(セイカイ) ―まとめ
キングダムの韓将・成恢についてお届けしました。
合従軍戦で討ち取られてしまったため、登場はここまでとなってしまうのが残念です!
もう少し活躍を見たかった…。
どの国にもクセやキャラが強い将軍や王がいますが、韓ではまたどんな人物が現れるのか楽しみですね!