キングダムで下僕として働いていた少年・信が将軍になる感動的なシーンはいったい何巻になるのかご紹介します!
将軍になる前に、信はまさかの改名⁈
戦いや功績についてもお届けします!
信の将軍は何巻―鄴攻め
信が将軍に任命されるのはコミック59巻です。
趙国との全面戦争となった鄴(ぎょう)攻略戦の後の出来事になります。
秦は王翦(おうせん)を総大将として、桓騎(かんき)、楊端和(ようたんわ)の三将を連合軍として趙に侵攻させます。
強国・趙の攻略のために、秦は大軍政で仕掛けていくことになります!
これは合従軍戦以来のかなりの大戦ではないでしょうか。
作戦通り、鄴攻めの足掛かりとなる城・列尾(れっぴ)を陥落させた秦軍ですが、李牧も黙っているわけにはいきません。
李牧が仕掛けた罠に気が付いた王翦は、なんと昌平君らと練った作戦を急遽変更!
各軍死闘を繰り広げた鄴攻めは、王翦と李牧の激しい知略合戦となり、しだいに難民を間接的に利用した兵糧戦へと展開されていくのです。
趙の王都・邯鄲(かんたん)の喉元でもある鄴を攻め落とすのは、失敗すれば“全滅”をも覚悟しなくてはならないほど、秦にとって大きな一手となります!
信の将軍は何巻―武功
無謀とも言われていた鄴攻めを、飢餓に苦しみながらも見事になり遂げた秦軍。
信はこの鄴攻めでかつてないほどの武功をあげます‼
王騎(おうき)から受け継いだ矛を手に、楊端和軍とともに列尾を陥落させ、その後は朱海平原に配置されます。
朱海平原が主戦場となった飛信隊は、開戦九日目にして趙将・岳嬰(がくえい)を大将軍級の一撃で両断してしまいます!
まさに一瞬の出来事でした‼
その後、開戦十四日目で、信は趙峩龍(ちょうがりゅう)と白熱の一騎討ちを繰り広げ、見事勝利。
翌十五日目には、あの宿敵・龐煖(ほうけん)が姿を現します。
羌瘣(きょうかい)が奮闘しますが、龐煖には一歩及ばず、重傷を負うことに。
そこに到着したのが信です!
傷を負いながらも何度も倒れては立ち上がり、死闘を繰り広げます。
そしてついに信の刃が龐煖に……‼‼
信は宿敵・龐煖を討ち倒すという最大武功をあげました‼
あの王騎や麃公(ひょうこう)でも勝つことができなかった三大天・龐煖を見事な一騎討ちで仕留めたのです。
龐煖の一騎討ちを見届けた李牧は、趙軍を撤退させました。
戦いの後、意識が戻らず仮死状態に陥った信でしたが、羌瘣の命懸けの救出により助かりました。
信はこの功績を称えられ、五千人将から将軍へ任命されます!
信の将軍は何巻―改名
鄴を見事に攻略した秦は、兵も民も大盛り上がりです。
論功行賞を控えた信は、あるとき秦王・嬴政(えいせい)に呼び出され衝撃的な一言を言われます。
嬴政は唐突に「将軍になるには問題がある」と切り出すのです!
嬴政の話から、信は論功行賞を前に改名することとなり、『信』から『李信』へと変わりました。
後世に名を残す「李信」の誕生です。
ところでなぜ李信になったのでしょうか?
詳細はこちらにまとめています!
信の将軍は何巻―論功行賞
鄴攻めから約五ヵ月後、待ちに待った論功行賞が開かれました。
【論功行賞】
- 第一功 特別大功:王翦
- 特別大功:桓騎・楊端和
- 第一等 特別功:李信・王賁・蒙恬
李信は、王賁や蒙恬とともに第一等特別功として将軍に昇格です。
鄴攻めに行っている間に、田有の組の者に頼んでいた家の建て替えも、豪邸として生まれ変わっていた信の住居。
新居では、信の功績を称えて、隊員らが家族まで呼び豪華な宴を楽しみました。
もともとは戦争孤児で、下僕として奴隷のように扱われていた信が、身分を得てここまでの成長を遂げるとは‼
仲間の想いも背負って、真っすぐひたむきに進む信の姿が本当にかっこいいですね。
信の将軍は何巻―新生飛信隊
将軍になった信の隊は、さらなる拡大を見せます。
一万人と膨れ上がった信の隊は、五千人将となった羌瘣の隊と合わせると実に一万五千人。
連絡係から始まった古株の一人・渕さんも千人将にまで昇格しているから驚きです!
もはや軍ですね!
次の戦のために、飛信隊はさらなる練兵を重ねます。
そして再び鄴へ出陣。
邯鄲攻略に向けて、奪い取った巨大前線都市である鄴をうまく利用しながら、戦を展開していくこととなるのです。
信の将軍は何巻―まとめ
キングダムの主人公・信が将軍に任命されるのは59巻の出来事でした。
龐煖を討ち倒すなど、鄴攻略戦での活躍により見事将軍に成り上がりましたね。
そして李信と改名した信は、大規模になった飛信隊を引っ張り、天下の大将軍に向けてさらなる成長を遂げること間違いなしです!
李牧を倒すのは李信になるのか!
今後の活躍も楽しみです。