キングダムの毐国(あいこく)の反乱は何巻何話のストーリーなのか、各話のあらすじを簡潔に紹介します。
政の母・太后(たいこう)が毐国の建国を宣言⁈
ついに、長きにわたる権勢争いにも決着が!!
※この記事はネタバレを含みますのでご注意ください。
あい国の反乱は何巻何話 37巻
《第402話》
離宮から二年も離れなかった嬴政の母親・太后(たいこう)が、本殿に突然姿を現し、山陽と著雍(ちょよう)を要求。
《第403話》
さらに、太后は強引に嫪毐(ろうあい)※を山陽長官にすると主張する。
実は、太后と嫪毐の間には隠し子ができていた。
※ 嫪毐 …かつて呂不韋が体の関係を断つために秘密裏に送り込んだ男娼
《第404話》
後宮の財力で国を興すことが狙いだった太后は、山陽や屯留よりもさらに北にある太原(たいげん)に人や物資を集め、あい国の建国を宣言する。
後宮にこもっていた太后が突然動き出し騒然!
あい国の反乱は何巻何話 38巻
《第405話》
建国宣言する太后の意図が分からず困惑する咸陽に、楚軍が侵入してきたとの知らせが入る。
そんな中、呂不韋(りょふい)はあい国(太原)に姿を現す。
《第406話》
呂不韋はかつて恋人だった太后に最後の別れを告げて去っていった。
一方、著雍(ちょよう)では著雍攻略戦の論功式典が執り行われ、騰が大将軍に任命された。
《第407話》
信と王賁(おうほん)は五千人将に昇格。
太原では、あい国の勢力が日に日に増大していった。
《第408話》
嬴政にとって加冠の儀を迎える年となったが、呂不韋が何やら怪しい動きを見せる。
著雍にいる飛信隊は、城の守備や土木作業に明け暮れていた。
加冠の儀は、嬴政が秦の君主として自他国に認められたことになる超重要式典!
式典を済ませてしまえば、権勢争いをしている呂不韋からの勝利宣言ともいえる!
《第409話》
嫪毐(ろうあい)は、自分との子を授かり長い間苦しみ続けてきた太后の心休める場所をと、あい国の統治に身を引き締める。
そんな嫪毐に、あい国大臣・虎歴(これき)は咸陽からの軍に備えて先手を打つべきだと進言する。
《第410話》
隠し子のことが咸陽にバレたと、あい国の文官らが騒ぎ始める。
あい国軍の咸陽への急襲を止められない事態へと発展していく。
《第411話》
咸陽から北西に位置する秦の旧王都・雍(よう)では嬴政の加冠の儀が執り行われようとしていた。
そこには太后や呂不韋の姿も見られた。
嬴政・太后・呂不韋と敵対する三人が集結!
《第412話》
六国の使節団も到着し、加冠の儀が始まる。
そんな中、あい国からの反乱軍が偽の玉印を利用して函谷関を通過していた。
《第413話》
式典が進む中、太后は“隠し子”の件に誰一人触れない文官らの様子に違和感を感じ、自分が踊らされていたことに気が付く。
あい国軍に反乱を起こさせたのは呂不韋の策略であった。
やがて雍にも、あい国軍が咸陽へ迫っているとの急報が届く…。
あい国軍に咸陽を落とさせ、その反乱を鎮圧!
さらには王族を途絶えさせ、秦の全てを手に入れようと企んだ呂不韋が裏で手を回していた!
《第414話》
国家存亡の緊急事態に、呂不韋は加冠の儀までも中断させようとする。
しかし嬴政は冷静な態度で「式典は最後まで執り行う」と続行を指示する。
《第415話》
咸陽に危険が迫る中、あい国軍を止める守備軍が向かっていた。
あい国の反乱は何巻何話 39巻
《第416話》
嬴政はあい国軍の存在を知っていたかのように、飛信隊と蕞(さい)の兵を咸陽へ向かわせていた。
飛信隊と蕞兵は南道から渭水(いすい)で合流するが、そこにあい国軍が立ちはだかる。
《第417話》
あい国軍は、守備軍の渡河の阻止をする一方で、本軍を咸陽へ向かわせていた。
渭水(いすい)で渡河の戦いが行われる中、あい国軍の本軍が咸陽へ到着し、攻城戦が開戦する。
《第418話》
咸陽では激しい攻城戦が繰り広げられ、后の向(こう)は危機感を募らせる。
飛信隊と蕞兵の守備軍は渭水(いすい)を渡るのに成功し、咸陽へ急いだ。
《第419話》
嬴政の加冠の儀は無事に終了。
しかし、守備軍が咸陽へ到着した頃には、すでに城門が開けられ大量のあい国軍が流れ込んでいる事態にまで発展していた。
この窮地に、城内から謎の騎馬隊が出現する。
《第420話》
騎馬隊の正体は軍総司令 昌平君直下の近衛兵(このえへい)であった。
河了貂(かりょうてん)は届いた暗号文から、反乱の兆しと、昌平君の呂不韋派からの離脱宣言を見事に読み取っていた。
《第421話》
式典後、昌平君と昌文君は至急咸陽の戦いへ参戦に向かう。
咸陽では嬴政の子が狙われ、飛信隊が救出に急ぐ。
《第422話》
呂不韋の手回しで後宮内部を把握しているあい国兵が迫る中、向は子を守るべく隠し通路へ移動する。
雍(よう)では、真の大王となった嬴政と呂不韋の対話が繰り広げられようとしていた。
《第423話》
二人は『天下』について語り合う。
《第424話》
呂不韋は貨幣制度が天下を作り出し『金』で国を治めると語る。
《第425話》
そんな中、咸陽では激戦が繰り広げられ、信は後宮を目指すもあい国軍に傷を負わされる。
《第426話》
嬴政は呂不韋に人の本質は光であると語りかける。
あい国の反乱は何巻何話 40巻
《第427話》
熱く語る嬴政の言葉に呂不韋は涙し、話を打ち切る。
二人の長きにわたる権力争いの決着は咸陽の戦いにゆだねられた。
《第428話》
向たちが隠し通路である地下道へ到着すると、なんと入口が開けられた形跡が…。
すると大殿仕えの亜民に襲われ、向らは必死の逃亡を図る。
逃亡中あい国軍と対峙し、陽(よう)は向と王の子を守るため自らが犠牲になろうとするが、危機一髪のところで信に救われる。
《第429話》
あい国兵に囲まれた信だが、見事に陽を守り切り、向と子の無事も確認し安堵する。
このとき何歳⁈
信の年齢別成長ストーリー
《第430話》
その頃、河了貂は城外の攻城戦に苦戦し窮地に陥っていたが、 雍から駆け付けた昌平君一団が到着。
《第431話》
昌平君の援軍のおかげで、劣勢が続いていた守備軍は一気に攻勢し士気が上がる。
《第432話》
見事な軍略により、あい国軍の退路を断った昌平君は敵将・戎籊公(じゅうてきこう)と対峙。
一騎討ちの末、見事討ち取った。
軍略の天才だけでなく、幼少期はあの蒙武(もうぶ)より強かった昌平君の武力は申し分ない!
《第433話》
あい国軍が敗走する様子を見て、嫪毐(ろうあい)は作戦の失敗に崩れ落ちる。
戦いは、守備軍の健闘により咸陽を守り切り勝利した。
《第434話》
まもなくして雍にも勝敗の知らせが届き、大王・嬴政の完全勝利を呂不韋は認めざるを得なかった。
敗走した嫪毐(ろうあい)は生け捕りにされ、咸陽へ送られる。
《第435話》
嫪毐(ろうあい)の処刑の場で、太后は嫪毐や二人の子の命を懇願する。
《第436話》
しかし嬴政から許しを得ることはできず、嫪毐(ろうあい)はその場で処刑された。
《第437話》
嬴政は完全に憔悴した太后の元を訪れ、二人の遺児を密かにかくまったことを静かに告げた。
あい国の反乱は何巻何話 まとめ
キングダムの毐国(あいこく)の反乱について各話のあらすじをお届けしました。
毐国(あいこく)の反乱は、37巻402話~40巻437話までのストーリーとなっています。
太后を利用して起こしたあい国軍の反乱が、王族の血を絶やし、秦の全てを手中に収めようとする呂不韋の謀略だったとは、本当に恐ろしい企みですね…。
しかしそんな長きにわたる戦いもついに、 嬴政の完全勝利という結果で終わりました!
激しい内乱期を迎えていた秦でしたが、今後は中華統一へ向けて敵国への大きな動きがあるでしょう。
今後のストーリーにも注目です!
キングダム 関連情報
映画キングダム 大将軍の帰還
第1弾、第2弾、第3弾と邦画実写は超ヒット作となった映画キングダム。
待望の続編となる実写映画化第4弾『キングダム 大将軍の帰還』が2024年7月12日から公開され、上映されます!
舞台は趙軍と壮絶な戦いを繰り広げた馬陽の戦いの続きが描かれます。
総大将・王騎が矛を振りかざす様子や信の悲痛な叫ぶシーンなど必見です!
果たしてどのような戦いが繰り広げられるのでしょうか⁈
◆原作:原泰久「キングダム」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
◆監督:佐藤信介 ◆脚本:黒岩勉、原泰久◆音楽:やまだ豊
◆出演:山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、山田裕貴、岡山天音、三浦貴大、
新木優子、吉川晃司、髙嶋政宏、要潤、加藤雅也、高橋光臣、平山祐介、
山本耕史、草刈正雄、長澤まさみ、玉木宏、佐藤浩市、小栗旬、大沢たかお