キングダムで嬴政(えいせい)の母である太后(たいこう)の知られざる過去ついて分かりやすくご紹介します。
実は呂不韋(りょふい)とは深い関係があったのです‼
太后が秦王の后になるまでどのような人生を歩んできたのか見てみましょう!
※この記事はネタバレを含みますのでご注意ください。
太后も登場!
アニメキングダム4期の内容はこちら!
キングダム 太后の過去 政の母
太后(たいこう)とは、秦の先代王・荘襄王(そうじょうおう)の后で、政の実母です。
第三勢力とも言われる後宮のトップとして宮女らをまとめあげています。
嬴政と呂不韋の派閥争いが起こる中、太后は呂不韋と密会を繰り返していました。
その後、呂不韋が秘密裏に送り込んだ嫪毐(ろうあい)という男娼と欲に溺れていきます。
キングダム 太后の過去 舞妓
太后はもともと、趙の王都・邯鄲で暮らしていました。
職業は、なんと舞妓です!
当時の名前は『美姫(びき)』。
美姫は名前のとおり、絶世の美女で、清純と貴品に満ちていました。
『邯鄲の宝石』と愛称がつくほどの評判で、多くの者が列をなして見に来ていました。
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キングダム 太后の過去 許嫁
当時、三国にまたがる行商人だった呂不韋は、お客として舞台に通っていた一人。
華麗に舞う美姫を大変気に入り、豪華な花などを贈ってはアピールを繰り返します。
そうした出会いから美姫は、呂不韋の許嫁となったのです!
二人は趙で出会い、婚約を約束する仲にまで発展していたのですね!
キングダム 太后の過去 裏切り
しかしここから人生の転落が始まります!
呂不韋は、許嫁となった美姫を秦の王の血を受け継ぐ人物の一人・子楚(しそ)※に献上してしまうのです。
※子楚…後に第30代君主・荘襄王(そうじょうおう)となる人物
美姫は最愛の人に裏切られ、出世のための道具として利用されてしまったのでした。
キングダム 太后の過去 趙へ
後に美姫は趙へ戻りますが、子楚との間に子どもを身ごもり出産します。
こうして産まれたのが政(嬴政)です!
実は、子楚は趙に軟禁されていた過去があり、呂不韋が脱出させ秦に帰ることに成功します。
しかし、その時に美姫と政を連れていく余裕がなく、二人は趙に取り残されてしまったのです。
キングダム 太后の過去 苦しみ
未曽有の大虐殺とも言われた長平の戦いの被害にあった趙人は、秦の王族を産んだ美姫と、その子・政を快く思うわけがありませんでした。
子楚が脱出し秦へ戻って約7年間、取り残された二人は周囲から壮絶ないじめや酷い差別に耐える日々が続いたのです。
秦からの仕送りも途絶え、身も心もボロボロの二人。
美姫は仕事が見つからず、生活にとても苦労しました。
家に男を招き入れて身体を売っては小遣いを手に入れるのがやっとの状態。
苦しみのあまり、我が子である政への虐待を繰り返していました。
そんな政も、食べ物を盗んでなんとか生き抜いていましたが、飢えや仕打ちに耐える日々で、いつ倒れてもおかしくない状態でした。
キングダム 太后の過去 秦へ
趙で壮絶な日々を送っていた美姫ですが、ある時、秦の第28代君主である昭王が死去したことで、孝文王(こうぶんおう)が次の秦王となりました。
そして子楚が秦の太子※に選ばれたことで二人は何とか秦に戻ることができます。
※太子…王位を継ぐ者
こうして後に、子楚は荘襄王として秦王となり、美姫は太后として秦王の后となるのです!
キングダム 太后の過去 まとめ
キングダムの太后の過去ついてお届けしました。
舞妓だった太后は、恋人となった呂不韋の出世に利用され、趙に戻ってからも酷い仕打ちに耐え続ける辛い日々を強いられました。
そんな太后が、アニメキングダム第4シリーズでは『あい国』という新たな国の建国を宣言します!
太后があい国に求めたものとはいったい何なのか!
こちらもぜひご覧くださいね!
キングダム 関連情報
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◆原作:原泰久「キングダム」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
◆監督:佐藤信介 ◆脚本:黒岩勉、原泰久◆音楽:やまだ豊
◆出演:山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、山田裕貴、岡山天音、三浦貴大、
新木優子、吉川晃司、髙嶋政宏、要潤、加藤雅也、高橋光臣、平山祐介、
山本耕史、草刈正雄、長澤まさみ、玉木宏、佐藤浩市、小栗旬、大沢たかお