TVアニメ『ブルーピリオド』では主人公・矢口八虎(やぐちやとら)が東京美術学院という予備校に入りますが、実はモデルとなった学校があったのです!
本記事では、このモデルとなった予備校について簡潔にご紹介していきます。
ブルーピリオド 予備校 モデル
スキルアップのために、八虎が龍二と一緒に入校した東京美術学院(通称:東美)。
この予備校は、芸大や美大受験の総合予備校として有名な『新宿美術学院 (通称:新美) 』がモデルとなっています!
新宿美術学院とは
新宿美術大学は2020年で創立50周年を迎えた美大受験専門の有名予備校。
現在は、新宿校の他に、国立校、秋葉原校、渋谷校と複数の校舎をかまえる都内大手の予備校です。
所在地
新宿校(本校)所在地
〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-16-6
実績
東京藝大に1947名の合格者を輩出!
➡油画専攻は25年間で22回全国No.1
2020年度合格総数1018名
➡現役合格者数703名で全国No.1
(2021.9月 新宿美術学院 HPより)
一人一人の受験生のニーズに答えるため、優れた講師陣や専門的な指導により、その実績もたしか!
現役合格総数については9年連続で全国No.1を獲得しています。
毎年多くの進学者を輩出する実力ある予備校ですね!
ブルーピリオド 予備校 卒業生
驚くことに、新宿美術学院はブルーピリオドの原作者である山口つばささんが通っていた学校でもあるのです!
実体験をエピソードに⁈
新宿美術学院で、山口つばささんを担当した鷹取まゆ講師によると、東京藝術大学の2次試験三日間のうち二日目に山口さんは体調を崩してしまったことがあったようです。
実は、コミック5巻では八虎も体調を崩してしまうシーンがでてきます!
これは山口さん自身の実体験をエピソードにしている可能性が高いといえます!
ブルーピリオド 予備校 再現
校舎の下見
山口つばささんは、予備校をなるべく忠実に再現するためにこの新宿美術学院の下見をしています。
油画科のアトリエや講評棚、外階段など実際の予備校の様子を再現している場面が多く見られます!
音録り
さらに、アニメの放送にあたって新宿美術学院で音録りまでしていました!
例えば、金づち使ってキャンバスを貼る「カンカンカン」という音や、スケッチブックを「ペラッ」とめくる音、鉛筆の芯をカッターで削る音など。
アニメで八虎たちが絵を描くときに出る様々な環境音は、実際の予備校で音録りされていたのですね。
このリアルを追求するところが山口つばささんのアニメのこだわりでもあるのではないでしょうか。
放送でも一つ一つの音に耳を傾けたいです!
ブルーピリオド 予備校 まとめ
ブルーピリオドで八虎が入る美術専門予備校・東京美術学院のモデルについてご紹介しました。
原作者の山口つばささんが実際に通っていた新宿美術学院をモデルにしただけあって、かなり細部にまでこだわって再現されているのではないでしょうか。
原作では、多くの個性的なキャラクターが登場しますが、これもかつての予備校生や友人の影響が少なからずあるのでは…と気になるところです。
ブルーピリオドの今後の展開が見逃せません!